就労移行事業所に行く

まず最初に
就労移行サポートに行こうかどうしようか迷っているのなら行ったほうがいいと思います
私はひとりでもうつ病から立ち直ることもできたのか知れませんが、就労移行サポートに通うことによって、ずいぶんと近道できました
ですが私はひとつの就労移行支援にしか通っていないので、他の就労移行サポートとの比較はできません
私の行った就労移行サポートでは、利用する中で「良い」と思ったこともあれば、「?」と感じたことや「不満だ!」と様々に感じました。
しかし、それはあくまで私個人の視点であり、他の利用者さんにとってはいいと感じることもあるでしょう
通信販売の言葉を借りるなら「あくまで個人の感想です」なので、これは「あくまで私の感想です」
支援員さんが利用者さん、「一人ひとり」とマンツーマンで対応すればといってもそれは不可能ですから
実際、私が通っていた事業所でも、合わない人は他の事業所へ移っていきました
現在、就労移行支援事業所は数多く存在します。
支援員さんの質やカリキュラム内容など、事業所ごとに独自の工夫がなされているはずです。私が通っていた場所でも試行錯誤が重ねられていて、手ごたえのあった取り組みは継続され、利用者からの意見も積極的に求められていました
そんな中、率先して意見を出してくれる利用者さんが何人かいました。
それに引っ張られるように他の利用者さんも意見を出すという相乗効果が生まれ、事業所の雰囲気はとても良かったです
事業所選びには運・不運もあるかもしれませんが、どんな場所からでも得られるものはあるはずです。
自分に合っていれば最高ですし、仮に合っていなくても「自分ならこうする」「あんな風にはならないでおこう」と反面教師にすればよいのです。
ただ、現実には「あそこはダメだった」と批判だけで終わってしまいがちです
根っからの悪徳事業所なら話は別ですが、多くの事業所の支援員さんは善意で動いてくれている(はず)なので、学び取れるものは少なからずあると感じます。
私が通った就労移行サポートの支援員さんからは得られるものがありました
結局のところ、自分の取り組み次第で、良くも変われば悪くもなります
支援を活かせるかどうかも自分次第です。
どうしてもダメだ、自分には合わないと感じたら、無理せず次の場所へ移ったほうが良いでしょう
私は幸運にも、良い就労移行支援に巡り会うことができました
就労移行事業になぜ行ったか
- うつの病状が改善しない
- 会社への復職を目指している
- 生活リズムの乱れを防ぐため
休職して体を休めても頭はスッキリしない
寝てばっかりで落ちた体力を回復させようと散歩をしても足(ひざ)が痛くなるので、痛みが引いて歩くとまた痛くなるの繰り返し
もう何ヶ月も休んでいるので復職のために仕事に復帰した時のシミュレーションをすると感情が不安定になる
どうすりゃいいのかと心療内科の先生に相談したところ

就労移行支援事業所に行きませんか?
就労移行支援事業所は、障害や病気のある方が一般企業への就職を目指すための福祉サービスです。主なサポート内容には、仕事の訓練、就職活動の応援、そして働き始めた後の定着支援が含まれます。最長2年間利用できます。
私は負担区分が一般1だったので月額9,300円支払っていました
と言われましたが、最初は施設に行かなければ行けないのかと即答を避けましたが
次の診察日に心療内科の先生に「就労支援移行サポートに行きたいです」と伝えたら就労支援サポートのパンフレットを渡されて電話してください

えっ、電話するの面倒だな
と恥ずかしながら思ってしまいました
何もかもめんどくさいと思っていたのが当時のわたしでしたが、自分が行きたいと言ったのだと諦めて就労支援サポートに電話をしました
私の場合はその後に相談員(福祉カウンセラー)さんに面談をしてもらってから就労移行サポートに体験入学をすることになりました
体験で行われていたカリキュラムは「モチベーションの向上」だったような記憶があります
内容は覚えていないんですが、就労移行サポートの支援員さんが利用者さん全員に質問して、利用者さんが答えを言ってと総合やり取りをしていたことは覚えています
私も体験入学でしたが、中に入って受け答えをさせてもらいました
その時に思ったのは、これだったら家にいるよりも脳に刺激を与えてくれそうだと入ってみようと決めました
家で目的もなしに過ごしているよりもずっといいと思ったし、お金を払っているので真剣になるだろうと考えました
行ってみてよかったと今では思っています
本当に私にとって大きな助けとなりました。
一人でうつ病から立ち直ることもできたのかもしれませんが、就労移行サポートに通うことで、ずいぶんと近道ができたように思います。
就労支援事業所
- 私が通った就労移行サポートは月曜日から金曜日までが通所日で
- 時間は午前10:00から午後15:00まで
- 午前中は曜日ごとに違うカリキュラムを受ける
- 午後からはネットで求人情報を調べたり、資格勉強など自習
- 14時45分から部屋の清掃
体調が悪いときなどは、休むこと又は遅刻することを電話で連絡する
私の行った就労支援事業所では午前中は指導員さんが曜日ごとに違うカリキュラムを教えていました
- 生活カリキュラム(週2回)
- 職業カリキュラム
- PCカリキュラム
- 体力カリキュラム
生活カリキュラムは認知行動療法やストレスマネジメント
職業カリキュラムはビジネスマナーや就職活動サポート(履歴書・自己分析・模擬面接)
PCカリキュラムは基本操作や資格取得の勉強
体力カリキュラムは散歩に行ったりストレッチをするなどです
どれも難しいことではなく当たり前のことを教えてくれます
生活カリキュラムは私に影響を与えて食生活を見直すきっかけをくれたし
職業カリキュラムは自己分析することにより、自分がどういう人間なのかと掘り起こすことができたし、模擬面接は話すのが苦手な事の克服につながりました
中には、この知識は必要ないなと思うようなこともありますが、聞いておいて良かったということが多く、中々あなどれなません!
PCカリキュラムはExcelやWordの基本操作をやっている人がほとんどで、資格取得を目指してやっている人はいませんでしたが、レベルに合わせて最低限のPCスキルからそれなりのレベルまでを教えてくれます
体力カリキュラムは近くの公園まで片道2kmの道のりを1時間ほどかけて歩いて散歩をしたり外出に向かない暑い日、寒い日は室内でストレッチをします
普段散歩していればどうということはないのですが、最初の頃は歩くのが辛かった!
歩くのに慣れていけば4kmくらい歩くのは、なんてことない!
運動するのはうつ病の人にとっては、いいことなのです
まだ運動する段階ではない人は、参加せずに就労移行サポートの建屋の中で自主学習をします
就労移行事業所に通い始めて
- 人がたくさんいて驚いた
- 頭を使ったらクタクタになった
- 生活リズムが守られるようになった
人がたくさんいて驚いた
体験に行った時も人が多いと感じたけれど、本当に通所されている人が多くて驚きました
「体調や生活リズムのす安定さ」「人間関係のストレス」「自分の障害特性や適職への不安」などで悩んでいる人がいかに多いということが実感する
自分もその中のひとりなんだけど、もっと少人数だと思っていました
わたしの住んでいるところは地方都市で田舎なのですが、就労支援事業所って結構あって回りにたくさんありました
それに気がついたのはgooglemapで就労支援事業所を検索したからです、就労支援事業所に通うようになって周りを気にしたら周辺にたくさんあることを知りました
他にも就労支援事業所があるにも関わらず自分が通うことになった就労支援事業所にこれだけの人がいるということは、この事業所が人気があるのか、それとも行く人が多いのかは知りませんが
私が行ったこの事業所は嫌なところではなかった(いいとは言いません)
中には合わなくて辞めて他の事業所に行く人もいれば
他の事業所を経験して、この事業所のほうがいいと言っている人もいました
人によって合う合わないが出るのは当たり前です
事業所で働く支援員さんとの相性もあるし、やっている指導内容の合う合わないもあるでしょう
私は特に不満もなかったので通い続けることにしました
頭を使ったらクタクタになった
就労移行事業所に行く前は、家で療養中は特になにもしていませんでした
夜型にならない生活をしてデイキャンプに行って、犬と遊んで、Switchして(ゼルダにはお世話になりました)とにかく休養だけを考えていました
それで事業所に通い始めてカリキュラムを受けた初めての週は頭が疲れてこまりました
どれも難しいことではなくて、かる~いお勉強程度のことをするだけです
それでも頭がすごく疲れてしまう、脳のエネルギーを使い切ってしまった状態で思考停止してしまった
うつ病診断を受ける前は疲れることはつかれたけれど、頭を使ってもここまで疲れることはなかったのに休職して休養を取ったらここまでくたくたになるとは思わなかった
心療内科の先生曰く

休養をとったことで、脳の過剰な興奮状態が収まりました。これは回復の証拠ですが、同時に「無理が効かない正常な状態」に戻ったため、少しの負荷でも強い疲労として敏感に感知するようになった
とのことですが
事業所に通うようになって2ヶ月ほどは、事業所が終わってから家に帰って1~2時間昼寝をするほど疲れてしまいました
でも2、3ヶ月事業所に通って事業所での生活に慣れてくると頭が疲れるようなことはなく、それが通常の状態になったので問題なく通えるようになっていました
生活リズムが守れるようになった
家で勝手気ままに生活するのではなく、就労支援事業所通うということが目的になって1日を過ごすようになると
決まった時間に起きて、決まった時間に就労支援事業所に向かい、就労支援事業所で時間を過ごして家に帰って自由時間を過ごしてご飯を食べて寝る
という規則正しい生活を送ることができるようになりました
最初の頃は疲れて事業所から家に帰って昼寝をする時もありました
でも昼寝をすれば夜寝られなくなるので昼寝はしたくない!
でも眠くて仕方がない場合は、タイマーをセットして15分だけ寝て深い眠りに入る前に起きるようにしていました
15分睡眠は意外とスッキリするのでやり過ごせる場合が多かったです
1時間以上の睡眠は夜寝られなくなるので、なるべくしないようにしていました
どうしても眠いときだけは寝ていましたが、それでも2時間以内に起きるようにしていました
2時間も寝てしまうと寝るのに苦労しますけど、眠れないからといってベッドに横になってスマホを見ることはしません
以前は眠れないからとスマホを見ていたけれど辞めました
スマホの明るい画面を暗い中で見たら脳が昼と勘違いして寝られなくなります
私は無の境地になることで眠れるようになりました
まぁ寝る時になにも考えないようにするだけですけど、訓練次第で誰でもできるそうなので別に特別というわけではないです
就労支援事業所に通わなければならないと思うと夜はしっかりと寝るようになりました
就労支援事業所に行くために規則正しい生活を維持しているといった状態になりました
日中になにかすることを見つけられる人はいいのでしょうが、見つけられなくてどうしようもなかった私には就労支援事業所はいい場所でした



