就労移行支援事業所

まずは体験から
休職してから6ヶ月が経ちました。
生活リズムが安定して、昼夜逆転すること無く生活しているというのに症状はあまり回復しません。
心療内科の先生から

就労移行事業所に行きませんか?
と言われました

いきなり通所ではなく体験から始められますよ
と言われて、体験だけでもと就労移行支援事業所に行ってみました。
調べてみると就労支援事業所って、知らないだけで周りにたくさんあるんです。
就労支援事業所にもいくつか種類があって、私が行ったのはB型と呼ばれる就労継続支援B型と就労移行支援を行っている事業所でした。
A型の就労支援事業所は雇用契約を結ばないといけないので、そこまで求めていないのでB型の事業所にしました。
就労継続支援B型
雇用契約を結ばず、リハビリや居場所としての側面も持ちながら働く場所です。自分の体調に合わせて短時間から働けます。
- 対象: A型での勤務が難しい方、年齢や体調により一般就労が困難な方
- 内容: ハンドメイド制作、お弁当の盛り付け、清掃、農作業など
- 収入: 働いた分だけ「工賃(こうちん)」が支払われます(※最低賃金の保証はありません)
就労移行支援: 一般企業への就職を目指すトレーニング
1日目の体験を終えての感想はというと
よくわからないというのが本音でした。
うつになってから判断力が落ちているので、これになんの効果があるんだろうと思って数日の体験をしました。
難しいことをしているわけでなく、1日の生活リズムも整えられるし、人と接することで生活に針が生まれると思い。
体験から本利用契約をして就労支援事業所に通うことにしました。
私はリハビリが目的だったので、働くことはせずに会社に復職するために就職を目指すトレーニングをしてリハビリをしています。
本利用開始
私が行っている事業所は、10時から始まります。
私は生活リズムが、まずまず整い始めていたので10時までに行くのは問題ありませんでした。
でも他の通っている人の中には、睡眠障害で夜眠れなくて朝起きるのが大変な人がたくさんいます。
それでも休むことなく、遅れてでも事業所に通所してきます。
どうしても体調が悪い人は欠席しますが、日常を取り戻そうと一生懸命努力している人が多くて、自分も負けていられないという気持ちになりました。
体調を整えながら自分のペースでリハビリができます。
他の事業所の雰囲気はわかりませんが、私の通っている事業所はいい人ばかりで雰囲気は悪くないです。
相手のことを思ってくれる行動をしてくれる人は一定数いますし、他の人に迷惑をかける人はいません。
話しかければ答えてくれるし、一見すると普通の人です。
中には眠気と戦いながらカリキュラムを受けている人もいますけど、頑張っている人ばかりです。

カリキュラム
私が通っている事業所は月曜から金曜までいろいろなカリキュラムをしています。
これは私が行っている就労支援事業所の話なので他の事業所でやっていることとは違うでしょう。
私が事業所に通い始めた時はカリキュラムの話を聞いているだけで、事業所から家に帰ったら頭が疲れて何もしたくなくなって、寝てしまっていることが度々ありました。
通所時間は10時から15時までの5時間、昼休憩の1時間を含みます
- 通所日は月曜~金曜までで祝日も通所
- 月曜と水曜日は生活カリキュラム
- 火曜日は職業カリキュラム
- 木曜日はパソコンカリキュラム
- 金曜日は体力カリキュラム
- 午後は個人ワーク
- 掃除は14時45分から

生活カリキュラム
生活カリキュラムはグループワーク、SST(対人技能訓練)、自己理解、セルフマネジメントについてなどを教えてくれます。
私は生活カリキュラムのセルフマネジメントの睡眠の質、食事、デジタルデトックスからヒントを得てそれらを自分で調べて習慣にすることができました。
大変ためになりました。
職業カリキュラム
職業カリキュラムは、ビジネスマナー、模擬面接、履歴書の作成、就職の基礎知識を教えてくれてます。
ビジネスマナーは、うろ覚えのところを修正してもらったし、履歴書の作成もしっかり教えてもらいました。
極めつけは模擬面接です。
私はハローワークでの面接練習にも行ったことがあるのですが
事業所で受けた模擬面接は厳しくて、ハローワークの面接練習の時にはしっかり受け答えができて、ハローワークの面接練習の面接官に感心されて驚かれました。
PCカリキュラム
PCカリキュラムは、Word、Excel、PowerPointの問題をこなしたり
自己PRやグループで発表する題材を探して、WordやPowerPointでプレゼン用の資料を作ったりします。
体力カリキュラム
体力カリキュラムは近くの公園まで散歩をしに行ったり
雨や暑かったり寒かったり外出ができない時は室内でストレッチなどをします。
感 想
生活カリキュラムや職業カリキュラムは役に立つことが多いです。
中には知っているということもありますが、復習になるし何より頭を使うので頭に刺激が与えられます。
PCカリキュラムは資格を取ろうと思えば時間を有効に使えます。
付いていてくれる支援員の人はマイクロソフトofficeに詳しいので質問すれば答えてくれます。
体力カリキュラムは、公園まで往復6km弱を歩くので家に閉じこもっていた閉じこもっていた人にとってはいい運動です。
それに私は何よりいま就職活動の真っ最中でハローワークの手続きや会社との連絡など支援員の人がついていてくれるので
安心して就職活動ができます。
企業見学や企業実習など、支援員の方が全部手配してくださったので本当に助かります。
普通に就職活動をしていたら支援してもらえるなんてことはないし、その会社がどんなところかわかりません。
ノウハウは学べるし、就職を手伝ってもらえてたいへん助かっています。
最後に
私は今通っている事業所が初めての就労支援事業所だったのですが
実習生(私の行っている事業所では通所している人のことを実習生と呼びます)の中には他の事業所から移ってきた人もいて
前の事業所よりもずっといい
と言われる人が何人もいました。
でも中には相性の問題で辞めていかれる人もいましたが、辞めていかれるひとは一人だけでした。
私は初めてだったので他の事業所のことはわかりませんが
事業所の支援員の方は皆いい方たちばかりです。
優しい人もいれば、優しい中に厳しさを持った人もいます。
でも一人も嫌な人はいません。
親身になって実習生のことを考えてくれる人ばかりです。
もう卒業された実習生の人の言葉ですが
まだここに居たい
と言われていたくらい居心地は良いです。
私もこの事業所に2年近くお世話になっていて居心地は悪くはないのですが
今は早く卒業したいと思って就職活動を頑張っています。
このような気持ちが起こるというのは私にも巣立ちの時期が訪れているということなので
早く卒業できるように1日1日を積み重ねてできることをしています。
うつ病で家に閉じこもっている状態で少しでもなんとかしようと考えられるようになったら
就労支援事業所の門を叩いてみることをおすすめします。
私は就労支援事業所に救われました。






